温湯消毒、20日間冷水につけます

農薬を使わない農業において、とても大事な工程。
温湯消毒です。
約60度のお湯に10分間つけることで病気から種籾を守ってくれます。
当農園では長らく寸胴鍋で地道におこなっています。

このようなホームセンターに売っている袋に1,5キロずついれます。
温度と時間をきっちりと図りながらやるんですが、今日はこの籾袋が20個。一度にできる数がだいたい３つなので結構時間かかりました。
10分が終わるとすぐに水道水で冷やし、あらかじめ冷水を用意しておいた桶にドボン。
それの繰り返しです。

↑作業中はなかなか写真が撮りにくいので終わった直後の鍋。かなり濁っておりますな。

今日から20日間は水温を定期的に確認しながら過ごすので遠出がむずかしくなります
水につける理由はお米の表面についている発芽抑制物質をとりのぞき、発芽をそろわせるためです。
3度以下になると休眠状態に入りよくないとも聞きますし、11~２度くらいまでならいいらしいんですがそれ以上になると発芽スイッチが入ってしまいます。まだ芽がでるには早すぎます＾＾
というわけでこの作業は簡単なようでも、実はめっちゃ大事で気が抜けない工程なんです。

２リットルのペットボトルを凍らせたものを使って冷やすのでこの時期は冷凍室がペットボトルだらけになります。
10度以下の日が続くといいんですが、今週の半ばくらいから20度近くなるようで、水温は気をつけないといけません。
さてさて外作業、納屋整理も動いていきますか〜〜
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました＾＾