「塩水選」と「温湯処理」を例年より2ヶ月も早くやりました

塩水選、温湯処理

去年のブログ記事を見ると塩水選と温湯処理をやったのは5月の半ばになってます。今年早〜〜〜い。

去年の教訓を活かし、そして師匠からの学びを活かしてやってみました。

農林22号
種籾用にとっておいたお米
農林22号種籾
2019年は農林22号とコシヒカリを育てます。

塩水選はバケツで10リットルの水に対して塩は2,1キロ。これで十分事足りました!去年は何を思ったか60リットルとか。多すぎる!と今なら言えます。

塩水選
この量の水で十分でした。生卵が水面に横向きに浮けばオッケー。

塩分濃度を図るには、ボーメ比重計というのを使ってもいいようですが、個人的には生卵で十分できると思います。

塩水選

よく混ぜてから、水面に浮いてくるものをざるなどで取ります。取り終えたら水からだして、流水でしっかり塩をとり、1時間以内に次の工程へ。

温湯処理

馬鹿苗病などの感染症を相当高い確率で防ぐことができる温湯処理。農薬を一切つかわない農法にとってはこの工程はめちゃくちゃ大事。

温度計
温度計を準備。

温度は60度で時間は10分間を厳守。去年は風呂桶で汗だくになってやりましたが、今年は大きめの鍋とコンロでやりました。

温湯処理
温度計も一緒に持ちつつ、タイマーを使いながら。

常に60度というのはまあむつかしいので、59度〜61度を目安にやります。塩水選からすぐの温湯処理なので米がぬれており、湯温がだいぶ下がります。

お湯は少し高めで準備。60度って意外と熱く、米だいじょうぶか?と心配になりますが、ここ大事なとこなんで信じてしっかりやりましょう。

10分が終わった瞬間に流水につけてすぐさま冷やします。そして用意しておいたコンテイナーにどぶん。水温は5度〜10度以下。これを20日を目安に。

温湯処理
日中の温度は10度を超えることもあるので、凍らしたペットボトルを中に。

バッタバッタしながらやりましたが、なんとか無事におわりました。そして去年よりも格段に効果的に早く!グッド。

三月半ばでもうやってしまうというのは新鮮ですが、今年からはじめる新しい育苗のためです。苗作りは本当に大切。しっかりと学んだことを実践しながらおいしい無農薬のお米作り今年も始めます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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