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今年の春から実家の米作りをやっていくなかで、除草剤や化学肥料を一切つかわない無農薬、無肥料の米作りというものにも興味がでてきました。
同じ三木市内と京都で無肥料、無農薬で米をつくっているコミュニティに参加し、準備、田植え、草取り、稲刈りと一連のことを経験させてもらいました。
京都で開催された、「自給農法のコメ作り」に参加してきました。
「ヘルシーショップ らぽーむ」の経営者高草さんのご自宅です。

↑この道具は田植えを手でやるときに地面に線をつけておくためのものです。
こういった昔の人の知恵が学べたり新しい人たちとの出会いもたくさんありとっても有意義でした。
今年両方の米作りを経験させてもらったおかげで、なぜ化学肥料や除草剤を使う必要があるのかということもわかりました。
たとえば田植えをしてから8月に入るまでというのは草との戦いでした。
除草剤を使えばそれはかなりおさえられるんです。実家では1,3ヘクタール米を作っています。
今回参加させてもらった三木市の田んぼでは0,1ヘクタールほどの田んぼでしたが、7月中は毎週のように田んぼにいくと抜いたはずの草がどっさりと生えておりびっくりしました。多いときには7、8人がかりで草取りを3、4時間しました。真夏の日中での作業はやっぱりなかなかでした。
これを家族経営で10倍以上の土地で草とりをやるとなると・・・・。
ということがわかったり。でもどうやら除草の方法もいろいろあり来年除草剤などを減らす、もしくは使うことなくできるように試してみたいこともでてきました。
先日の稲刈りの様子。
京都のコミュニティでは日本で唯一の在来品種「朝日」という米をつくっています。
米アレルギーの方でも食べられるお米だそうです。

この日学んだ新しい稲の刈り方がありました。
この写真ではだいぶ低いくらいでまだ5センチくらい上を刈ります。
こうすることによって刈り取りの後の株の分解速度があがります。土にもよいし刈る側の人間にとっても腰をそこまで低くしなくてもいいので楽なんです!
ポイントは風が吹いてきた時に折れそうになる所を刈るということです。一定の高さで刈るというわけではなくて株ごとに最適な場所はあるそうです。(実際に作業中は一株一株確認していられないので雰囲気で〜)
稲と株のその両方に残りの命を分け合う稲の高刈り。 風が折るところをかるので「風の収穫」と呼んではりました。素敵ですね^^

車で片道1時間半、たまに迷って2時間の道のりはなかなかでしたが参加して本当によかったです。

自分がどういう米農業をやっていきたいのか。いろいろ考えるきっかけにもなりました。
おまけ
先週おわった実家の稲刈りですが、今日自分の田んぼで刈り取った山田錦の乾燥、籾摺り、袋詰めもおわりました!出荷のみです。
そして米の等級がでてきます。

今日も読んでいただきありがとうございました^^
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