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9月の半ばから黒米、コシヒカリそして山田錦と続いた稲刈りが終わりました。
まだ乾燥や袋詰めなどが残っていますが終わった〜という感じです。
天気も適度に晴れていていい感じでした。
今日の田んぼは自分が担当していた所です。他の田んぼとは気合の入り方が違いました。
7月中は何度か田んぼの中に入って草を引いたり、稲刈り前には排水をしっかりするために試行錯誤したり。
今年大麦を実験的に作った田んぼでもあったんですが、どういうわけかこの田んぼの稲の育ちはどこよりも早く。そして米の量が多い!
なのでよく倒れている!!!
これはやりがいがあるぞ〜ってなもんでしたが⒉反(0,2ヘクタール)の田んぼで収穫にかかった時間は約6時間。
すんなりといけば半分くらいの時間ですんだはず・・・。
稲刈りにつきもの?のトラブル&トラブル
朝10時からスタートした稲刈り。
稲が倒れまくっていることも時間がかかった要因でしたが、午前中にシャレにならんくらいの失敗を2度程・・。
父親が的確に指示をだしてくれたので本当によい学びだらけでした。
1度目は稲を刈る時に、機械の先端の部分を地面にめり込ませたまま気づかずに1メートル程走り停止。
詰まった稲を取り除き、ホースを持ってきて土を流すこと30分。
2度目は稲を刈る方向が定まらずグラグラと進んだがために稲がまっすぐに機械に入らずに詰まりました、、コンバインに詰まった稲は密着し、固くてなかなかとれません。ボソっ!ボソっ!と取れる稲からゆっくりと取っていくこと15分くらい。
30年近く米作りをやってきた父親。自分も山ほどの失敗。というか、コンバインを故障させるやり方をいろいろ学んできた経験があるからだと思うんですが自分の失敗に対してすごい寛容で。
怒ることなく落ち着いて対応してくれたので自分は学ぶことにただただ集中できました。これはとても有り難かった。
実際に真剣にやってみて、今まで父親が簡単そうにやっていたことが、実は思った以上に多くのことに気を配りながらやっていたということも知りました。
基本的に3つの音を常に注意することと教えてくれました。
・コンバインの先端の稲を刈り上げる部分に詰まると「カタカタ」と音がなる。
・一度に多くの稲が入りすぎるとコンバイン内部で「ゴトンゴトン」と音がなる。
・座席後ろの収穫された米が入っていく所からは「シャリシャリ」と音がなっていること。
この3つの音に気を配りながら目の前の刈っている稲の方向を修正しながら進みます。
他にも稲の倒れている向きによって土ごと取れてしまうことがあり、それがつまってしまうと結構手間なのでその辺も細かくみます。
地面の状態もみてあまりに湿っていると機械が動かなくなってしまうので、そういう場合は手刈りにすることもあります。
などなどコンバインの方向だけを見てあとは機械任せというわけにはいかないんだと学びました。
夕方5時半過ぎ。
もうちょっとで終わるな〜といったときにちょっとしたトラブルで中の部品が壊れるということがありました。
なもんで残りは明日片付けます^^
今日学んだことはなんでも経験しないとわからんな〜〜〜ということです。
100時間の勉強や人の話を聞くよりも実際にやってみて失敗する1時間の方が学びが遥かに大きい!!たぶん大きく失敗するやり方を学んだ方が学びは何倍も早い!
という感じの充実した1日でした^^
今日も読んでいただきありがとうございました^^
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