オーストラリアでは2人しかいない無農薬栽培の米作りをして20年以上というピーターさんに会いに行きました。
新聞に出ることはしょっちゅうでテレビの取材もあるような人です。
オーストラリアでどうしても会って見たいと思った農家さん。電話で少し話したときは掠れた声でちょっといかついオージーって感じの人かな〜とか思っていました。
オーストラリアの農場で働いたことはありますがあまりオーナーさんによいイメージはなくて、、、。荒い人が多いというか適当というか。そういう感じの人だったらいやだな〜〜〜と思っていました。
実際に会った彼は案外小柄で(横にはがっしり)クリッとした優しい目が特徴的なジャムおじさんのような人でした。
初日で緊張していたんですが、目をクリッとさせて人懐っこい笑顔をくれたのですぐに安心して馴染むことができました。
到着した当日はとくに仕事をしなかったんですが、主力商品の「ライスポップケーキ(ポン菓子のようなもの)」の機械がこわれていてそれを真夜中までなおしてはりました。
韓国から取り寄せた機械で40万円くらいするそうです。機械がこわれてたので数日前韓国まで行き、部品を買ったり機械をなおすための講習を受けてきたそうです。
オーストラリアにはこの機械のサポートセンターがないのでそうするしかないんですね。
話をしていくと機械の修理はこの機械だけに限ったことではなくてトラクターからハーベスターありとあらゆるものを修理することは日常らしいんです!!
というのも彼のファーム自体が一番近い街からも離れていますが本格的な修理となると何百キロと離れたところからメカニックを呼ぶ必要があるからです。時間もお金もかかる。 だからなんでも自分でやってしまうんです。 すげーかっこいい!!
1キロ10ドル。キロ約1,000円というのはすごい価格です。こちらの普通の米の5倍の値段です。
最近になって米だけを売るのではなくライスポップケーキも売り出しているそうです。
この日の夕食はたしか友人が育てている牛肉のステーキでした。
なんとも豪快な感じです。
「ご飯はオーガニックのですか〜?」
って聞くと
「売り物を毎日食べたりしないよ〜」
とピーターと奥さんがいってるのでなんの気なしに食べてると
「そのご飯どう?」
って聞かれました。
「ん〜〜なんかちょっと変なが味がする。」
と答えると
「実はそれがオーガニックの米なんよ〜〜。」と言われびっくりしました!!
初日からなんちゅうことを言ってしまったんだ!
でも話をしていくと米を炊くときに一緒に野菜も蒸していたみたいでその味が混ざったと、、
「あ〜それで味がおかしく感じたんやね〜〜」という風に話は終わったんですが、初日から冷や汗もんでした!
そんな感じの初日でした〜。
今日も読んでいただきありがとうございました^^
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