みんなでつくる田んぼの楽校”のらのら”2016の収穫祭に行って来ました。

のらのら田植え

この記事の目次

今年の5月から環境教育事務所Lino Worksさん主催のみんなでつくる田んぼの楽校”のらのら”2016というものに参加させてもらっていました。

昔ながらの農業の知恵にこだわり、基本的に手作業。肥料は一切使わず!もちろん除草剤や農薬も一切使いません。

実家が山田錦作りに関しては農薬は農協の指導のもと使っているので自分が農業をちゃんとはじめた記念の年2016年。

無農薬栽培の米作りというものもどうしても経験してみたいと思っていました。

縁があり、環境教育事務所Lino Worksの仲上美和さんと知り合うことができ、この活動に参加できました。

2016年育てたお米は「ヒノヒカリ」「農林22号」という種類です。

始まりは5月29日【代掻き】

代掻きをトラクターを使うことなくみんなで自力で行います!

これはこれで結構楽しかったんですよね。 機械のありがたさが身にしみました。

普通の長靴がすぐ脱げるうえに歩きにくく体力の消耗もはげしいので田んぼ用の足袋を初めて買いました。

自然の田んぼ土ということで安心してバチャバチャ歩き回るのが気持ち良かったのを覚えています。

6月11日【田植え】

田楽法師に扮した郷音舎の方々です。

田楽法師に扮しているのは神戸市西区神出で和太鼓を中心に、舞台での演奏活動や作品づくりをされている「郷音舎」(さとおとしゃ)の方々です。

田楽法師(田楽法師)とは辞書で調べましたが、田楽を演じることを専門の仕事とした僧形の芸人とでていました。

生の音楽をバックに田植えをしたことはもちろん初めての経験でつかれが和らぐというか、音楽の力ってすごいなあと思いました。

のらのら田植え のらのら田植え2

結構大勢の方が参加されていました。

実家では機械でやってしまうのでこれだけ多くの人たちとワイワイするという経験は今までになく、新鮮でした^^

藁で束ねた苗を投げます。

藁で束ねた苗を投げます。

藁で束ねた苗を投げる2

結構楽しい。仲上さんが撮ってくださった写真ですが躍動感がいいですね〜〜〜。

6月25日から7月30日までは4回に分けて草取りです。

ここが一般的な米作りと無農薬栽培の米作りの一番の違いでした。

草が元気!

草取りをしても一週間もするとこんな感じです。草も虫も元気!

7月29日ののらのら田んぼ

眩しい太陽の下でやる草取り。 汗が気持ち良く流れます。服も3枚くらいを30分毎に干しては着替えてを繰り返しました^^

慣れてしまえば結構気持ちいいんですよね^^

7月31日の獣対策で電柵をつけます。

この日は参加できませんでしたが、後日写真を撮りに行ってきました。

電柵 電柵2

9月25日【稲刈り準備・竹切り・草刈り】

写真をとるのをど忘れしてましたが、稲木かけ用の竹を切ったりしました。

 

10月15、16日と二日間かけて【稲刈り+稲木かけ】です。

自分は京都の方での稲刈りも参加したかったので、1日だけの参加でした。

のらのら稲刈り のらのら稲木かけ

そして12月3日収穫祭

のらのら収穫祭夕食

参加者の皆さんでいろいろ持ち寄って夕食です。

こんなに綺麗で汚れも傷もないお米は見たことないです。まるでレストランのプラスチック製の見本のように美しい。(表現がいまいちか)

ヒノヒカリ

このご飯が美味しすぎた。浅めのお茶碗でしたが5杯いただきました。至福!

無農薬でこんなに立派なお米ができるというのは本当に驚きでした。当たり前ですが、農薬をつかわなくてもこんなにも美味しいお米はできる!

健康な苗を植えて、草取りを徹底して、風通しを良くして水管理をする。そして収穫。

米作りはこういうことなんだなと実際に体験させてもらい身体で理解できました。

収益を考えながら同じことをするとなると事はそう簡単ではないような気もしますが、本当に良い経験をさせてもらえました^^

ほのぼのとした空気の中、のらのらメンバーの方達とお米作りができたこともとても良い思い出になりました。

2017年は自分の取り組む米作りのやり方により時間に余裕ができるかわかりませんが、ぜひまた参加させて頂きたいと思います〜。

今日も読んでいただきありがとうございました^^

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