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数日前から島根県安来市の眞知子農園さんを訪ねています。
眞知子さんとのご縁は鳥取県でオーガニックコットンを作っている友人からの紹介で去年の春から始まりました。
今回お会いするのは2回目になりますが、眞知子さんの印象はとにかくパワフル。素っ裸、むき出しの魂で熱く生きている人という感じです。
春に訪ねた時には彼女のあまりに無防備というか、素っ裸の心に触れてその話に引き込まれ何度泣かされたことか。。
働かざる者食うべからず。ということでここでは何か仕事をしないとご飯にありつくことはできません。
最近ではNHKや他のテレビ局からの取材依頼が多いそうですが実際に現場に来て畑作業をしてからでないと取材も受けさせてはもらえません。
畑で野菜を作り、収穫してから一緒に料理を作り、テーブルをみんなで囲みワンヤワンヤと食事をする。
美味しい料理、あったかい雰囲気の中、おしゃべり大好き眞知子さんの「がはははは」という豪快な声が響きます。
今回自分が滞在中は雪が多く、いくつかのイベントがキャンセルになったのでワイワイガヤガヤの食事にはなりませんでした。
でもその分2人きりのおしゃべり&食事は楽しくて時に何時間も語り合いました。
眞知子農園さんの活動はたくさんあります。
農薬、化学肥料は使わないEM菌を利用した肥料を使った安全な野菜作り。古民家での宿泊、農業体験、学生への学習支援、映画上映会。最近では講演会の依頼が多くなってきたそうです。
でも自分が一番心惹かれたのは不登校、うつ病などで社会復帰が難しい人たちを助けようとする活動です。
本当にこまっている人を助けたい。 逃げ場がないこたちの居場所を作りたい。
眞知子さんのホームページにいくと最初に飛び込んで来る言葉があります。
「居心地のいい所探し続けるそれが生きることだよね」
自分が気持ち良くいられる場所を見つけるということは共に生きる人であったり、場所であったりそれぞれだと思います。 きっとここにきて眞知子さんと言葉を交わした人はみんなこのことを考えるんだと思います。
眞知子農園さんは今いくつかの壁にぶつかっています。 活動自体が今まで誰かがしているようでしてこなかったことなので行政や市からの資金援助がなかったり、後継者のことなどもあります。そんな中、自分がなんとかしないとと奮い立たせて頑張っておられます。(後日、こっちに帰ってきてから今年度支援金がでることが決定したと嬉しい連絡をいただきました^^)
やるしかない。 眞知子さんのひたむきで必死な生き方には心をうたれずにはいられません。応援せずにはいられない何かがあります。
眞知子さんはとても幸せだと言います。
自分のしたいことがしたいようにできている。今が一番楽しいと。
何かを眞知子さんから感じたくて、何かを求めてここに来ました。
約一週間の滞在でしたが心の底の方にズシンと落ちる熱いもの、大切なものをいただけました。
次回は眞知子さんから頂いた「ご縁」についてシェアします〜。
今日も読んでいただきありがとうございました^^
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