この記事の目次
郷に入っては郷に従えということで、ヴィーガン生活を少しやってきました。
どういったものを食べているのか、どういったルールがあるのか、身体におこる変化は? などなど紹介します。
2年前もそうでしたが、ここに滞在中は数日間だけでも彼のだしてくれる食事以外は食べないことにしています。
彼がやっているのはローヴィーガンダイエットというものです。Raw(生)Vegan(乳製品なども食べない菜食主義)
牛乳、チーズなどはもちろん、加工されたものは一切とりません。
中でも驚くのは調味料!
砂糖、塩、酢などもすべて加工品なので食べません。最初はどうやって味付けをするんだ?と思いましたが、そこは香草などを駆使することでかなりのバラエティがつくりだせます。
早い話が、生の野菜、果物のみを食べる!ということです。
「焼く」「蒸す」「煮る」「油で揚げる」といった調理も一切ないんです。
あくまで自然にできたものを自然な形で身体にとりこむ。
でも調理器具を一切使わないのかといえばそうでもなくて。
たとえば、ジューサーは使います。
他には、自然な温度で果物などを乾燥させるドライヤー、凍らせたバナナなどを潰してアイスクリームのようにできる機械。
などなど。
ローヴィーガンの食生活に入ってたしか40年以上になる彼ですが、病気という病気はないそうです。
毎日2,2ヘクタールの庭を管理するくらいですから体力も力もあるわけで。
体にとって必要な栄養素は補ているということなんでしょうね。
2年前にはじめてここを訪れた時は、かなりのカルチャーショック状態で純粋に食べものを楽しめていない自分がいましたが、今回はおどろいたことにガツガツといけるようになっていました。
人間の順応性はすごいと思います。
滞在期間は3泊4日でしたが、気になったことは2点。
1点目は、前回も同じだったんですが、2日目の朝は身体がすこぶる重かった。
朝一の仕事をするときに、自分の体の重さを半日くらい感じていました。
ちょっと動いては座って休まないといけない程で、笑ってしまうほどです。
これがおもしろいことに3日目、4日目と元気になっていくんですよ。
2点目は、食べものが美味しく感じるということ。
最初こそ味気ないとか、物足りないと思っていたものが、それぞれの野菜や果物の味を楽しめるようになりました。
前回は早く街に帰って脂ぎったものを食べたい!と食べものが夢にまででてくる勢いだったのが、今回はましになっていた。
気を使って日本風な盛り付けにしてくれたり、食べたことのないものをいろいろ勧めてくれたり。
彼のサービス精神に心も身体も満たされて帰ってきたという感じです。
後日、ケアンズの友人が車を貸してくれていたので、キュランダまで彼を訪ねました。
3ドルショップのダイソーにて、日本ではよくみる赤色のスコップ、凧、そしてセカンドハンドショップに一緒にいったときに探していたホッチキスをもっていきました。
なんともよろこんでくれ、ホッチキスもまだ手に入れてなかったのでよっしゃあ!とガッツもんでした。
帰り際に「なんかあげれるもんないかな?」とザラン。
「もう山ほどもらってるんでなんもいいです〜〜〜』
この場所にきてからずっと感じるのは、彼のサービス精神の旺盛さというか。
何か自分の持っているもので助けたい。してあげたいという姿勢です。
ほんまにいさせてもらうだけで十分すぎるのに。
ささやかながら彼を喜ばせることができてよかった。
次また会うのが楽しみです^^
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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