待ちに待っていた農林22号の稲刈り
遠目には順調に育ったなあ。ありがとうありがとうと思っていたんですが、、、
稲刈りの前日。刈った稲を干すための稲木も難なく自分でつくれるようになり、これは明日が楽しみやと意気揚々としていました。
初日は岡山に住んでいるオーストラリア時代からの友人がわざわざ手伝いにやってきてくれました。
予定ではバインダーと手刈りで2、3日で終わらす予定。
甘かった。
田んぼの場所によっては水がたまっておりバインダーが2回泥にはまりこんだ時点でこれはあかん。と手刈りに切り替えました。
去年京都の自然農の米つくりで学んだ稲を高く刈る「高刈り」をしてみました。
理由は、稲刈り後に土への分解が早くなるので春、残った株が水をいれたときにくさってガスがでるのを軽減できること。
もう1つは、地面すれすれで刈ると草が多すぎて刈りにくいですが、このやり方だとそれほど影響うけません。
なかなか高刈り後の田んぼはおもしろい眺めです。
初日は3分の一くらいまでなんとか終わらせることができました。
2日目は1人でコツコツと。
3日目には去年近所の自然農の米つくりで知り合った友達がきてくれ、バインダーと手刈りでやりました。
4日目、5日目とコツコツと雨が降る中やっていってたんですが、水はけの悪い田んぼ。
天候もくもりが続いているのもあって、機械をいれることができずに手刈りです。
そしてとうとう昨日から最終手段にでました。
稲の穂の部分だけを収穫する方法です。
バインダーが使えないとなると一番時間がかかるのは、刈り取ってから糸で稲を束ねるということです。
早く刈らないと最初に刈った稲とも品質が変わってくるし雨がつづいているので湿ったままに。
いや〜。 こういう刈り取り方になろうとは。
もともとバインダーを使って収穫ということ前提で予定していたので、ここまで時間がかかると思っていませんでした。
学んだことは、地面を少しでも乾かしておくことが一点。
うちの田んぼでもとくに水はけが悪い田んぼ。この辺りのことは来年改善します。
そして2点目はやはり草。
収穫がほぼ終わって見てあらためて目立ってくる全体の草の量。
凄まじい。
6月中は除草機で3回歩き回ったので、通ったところの草は少ないです。でも通れていなかったところから出た草だけでこの量に。すごい。
無農薬栽培1年目。
最初の年からいきなりうまくいくはずはないと思っていながらもどこか楽観的にいました。
いろいろ学びがありました。本当に。これは貴重な経験でした。
ここからは、米を天日干しします。
どのようなお米ができるやら楽しみです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^