「中干し」と「溝切り」というすこぶる重要な作業

父親溝切り中

7月も終わりに近づいてきました。

7月の13日に「中干し」(田んぼに入っている水を一時的にぬいて意図的に乾かすこと)と「溝切り」(水がとおりやすくなるように溝を田んぼの中につけること)ということをしました。

この記事の目次

中干しする理由は主に3つあります。

・分げつが多くなりすぎるのを止める。

・土の中への酸素供給。そして土中にある有害ガスの放出を促して根の活性を高める。

・田んぼの表面が適当に締まることで、収穫前の落水時期を遅らせてなおかつコンバインでの刈り取り作業がスムーズに行う為。

溝切りをする理由も3つあります。

・入水と排水がスムーズにできるようになる。

・秋に入って雨が多く長くなるときにも停滞している水を排水しやすくする。

・収穫前の遅めの落水や機械収穫の条件作りができる。

いざ中干し

まずは中干しのために水をぬきます。

水を田んぼからだします 水をだします
中干し3日後

雨が続いたので時間がかかりましたが3日後こんな感じです。

溝切り

7月18日土がいい感じで硬くなったので溝切りをしました。

共立歩行型溝切機

溝切りマッシーンです。共立歩行型溝切機という名前がついています。

父親溝切り中

父親溝切り中です。

溝切り

機械が通ったあとはこんな感じで溝ができます。これはかなり便利な機械なんですよ!!

そして7月23日中干しは終わり、水を土の表面が適度に湿るくらいまでいれます。

中干し後の水入れ

以上が中干しと溝切りです。

実施機関は穂が出る30日から35日前。7月23〜28日までには終えます。

今年は例年よりも雨が多かった為、中干し期間は長め。

平年の実施機関は1週間から2週間です。

この作業もはじめてちゃんとやってみましたが、天気や土の状態をよく見ながらする必要があるようです。

今日も読んでいただきありがとうございました^^

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