東海近畿クボタ三木営業所であった新春展示会で、お米を直接田んぼに植える「鉄コーティング直播」について質問してきました。
参加目的は、直播栽培に興味があるので聞くこと。
父親が欲している参加記念でいただけるキャップをもらうことでした。
ここ最近とくに聞くようになってきた「水稲直播栽培」。
種もみを鉄コーティングして専用の田植え機でそれを土にまいていきます。
鉄コーティングするポイントは、鉄の重みで水面にうかずに沈む。
鳥が食べてしまうのを防ぐ。
直播にするメリットは、
・育苗に必要な資材、設備費が必要なくなる。
・育苗箱でつくった苗を運ぶのが不要になる。(これは地味な作業ですがやってみるとけっこうなものです)
・苗作りに必要な一連のプロセスを土の中でおこなえる。
という具合です。
オーストラリアなどでは土地も大きいし、収穫する機械も日本のコンバインとは違うので飛行機で種もみをまきます。
日本はそういうこともできないのでこういうやり方なんですね。
今回は残念ながら機械自体はなかったんですが、実演会もあるようなので機会があれば見にいきたいです。
あと、実験的にやってみたい場合、種もみを渡してお願いすればその機械でやってもらうこともできます。
一度やって見る価値は大いにあるかと思いました。
鉄コーティングの鉄を種もみにつける工程や、それがどのような成分でできているのか。
土にもどるのにどれくらい時間がかかるのか。 肝心なお米の味は? 収量は?
などなど。 気になることはあります。
先祖が昔ながら何百年とやってこられた作り方がなんだかんだで一番美味しいお米ができる気がします。
でも農業人人口が少なくなっていく中で「育苗」という工程一つをスキップして土の中で行えるのであれば、これは新規農業者や大規模農業者にとってはいろんな意味で相当魅力があるのも事実。
取り入れる取り入れないは別として新しいもの好きの自分としてはワクワクしてきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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