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オーストラリアで知り合い、14年以上の付き合いになる友人の儀光重人です。
玉ねぎを作り始めて5年目。作り始めた当初は手伝いにきてもらっているパートさんから「まずい」「苦い」といわれていたそうです。
今も試行錯誤を繰り返しながら、師匠と言われる人から学んだり、農協から言われていることをほどよく取り入れながらいろいろ試しています。 ここ何年間、毎年玉ねぎを送ってもらっていますが、確実に美味しくなっています。
「なんで味がこんなに変わってきたん?」
とインタビューするみたいにいくつか質問したんですが、答えは「よくわからない。。。なんでだろう」
ということでした。
シークレットがあるとかそういうことではなくて、ほんまに本人はわかっていないみたいです。
知識とかそういうのではなくて、感覚的にそういうことができるようになっていたらそれはそれですごいなあ。
出荷は農協と民間企業にだしています。
玉ねぎ作りは春に始まります。畑に完熟の牛糞肥料をまき、種まきは9月のおわりから11月の初めまでに終わります。
正月から収穫がはじまり3月いっぱいまでかけて収穫します。
3年前に実家に遊びにきてくれたときには一緒に淡路島の有名な玉ねぎ農家さんを訪ねたりしました。
彼の玉ねぎは美味しく、水にさらさなくても切ってそのまま食べれます。淡路島の農家さんを訪ねた時に生で食べれるのが売りということでかじりましたが時期的なこともあったのか、結構苦かったです。
この辺りで彼の玉ねぎのファンは多く、実家に何度も送ってもらいましたがやっぱり大好評です。特に年の初めに採れる新球は絶品としか言いようがなく、天ぷらにして食べた実家の家族が大絶賛していました!
新玉ねぎを使ったオススメレシピはシンプルに薄く切って鰹節をかけて醤油やポン酢で食べたり。
玉ねぎの水分のみで作るカレーもお勧めできます。
濃厚で甘くいくらでも食べれます。玉ねぎを煮込むことで出る甘みは相当なものなのでカレーのルーは間違っても甘口にしたらいかんです。 今回辛口のルーを使ったにもかかわらず結構甘かったです。
先週は作りすぎてしまいかなり残っていたんですが、「食べ物は絶対に粗末にしない」という強い信念をもっている彼だけが一週間にわたってカレーを食べ続けていました。
今回彼を訪ねたのは去年の夏以来でしたが、目に見えて太っているのをみて「お〜幸せ太りか〜ええな〜」とかいっていたんですが、彼が太った本当の理由がわかりました。
食べ物を残し気味の奥さんに食べ物はのこしてはならん!と身をもって教えようとして5キロも太ってしまったんだと。一週間も前に作った腐りかけギリギリのものでもガンガン食べる姿は見ていて気持ちのいいものではないですが一貫性のある姿は尊敬します。
意地ですね。
こうやって農業で独立して頑張っている友達がいるというのは刺激になります^^
それにしても海が近いのもあり、風が強く日中でも外の作業は寒い。。。もう少し頑張って手伝いたいと思います。
今日も読んでいただきありがとうございました^^
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