令和5年度米作り振り返り(4)収穫、調整作業、出荷

2023年米

この記事の目次

令和5年度お米作り振り返り4回目です。

コンバインを使っての収穫です。
KALWAY
↑新しいコンバインの快適さにニンマリご満悦の自分。この時は数週間後にコンバインが2度もはまることを知らないのでご機嫌です。

山の方の田んぼほぼ全てが乾燥が足らず、、どえらい目にあいました。
コンバイン泥田にはまる
急に気温が下がったというのも一つの要因だったと思いますが、ここまでのことは始めてで凹みましたねさすがに。
機械でできなかったところはほぼほぼ手刈りで終わらせました。イベントに参加してくださっている方々や友人が助けにきてくれて、奥さんもものすごい力を発揮してくれてなんとかみんなでやりきりました。
稲刈りイベント
農林22号稲刈り手刈り
もうこりごりですわ。
毎年のことですが、学びしかなし!

黒米はお米が機械に混ざると掃除が大変なのと少量なのでバインダーで刈り取り、天日干しをします。
黒米 天日干し
黒米 天日干し
こちらは順調すぎるくらいにあっという間に終わりました。ただ乾燥がなかなか進まず、1ヶ月くらい干していましたかね。

収穫のあとは、家に持ち込み調整作業

ここからが農家の腕の見せ所。ということでまずは収穫したお米を乾燥機で低温乾燥。1〜3日程。
水分率が均等になるように乾燥後に数日から1週間ほどおきます。
籾摺り機、ライスグレーダー、色彩選別機を駆使して良質のお米を選別していきます。
この作業は量にもよりますが、一度にできる量は限られているので何日かに分けてやります。
農林22号調整作業
農林22号調整作業
さすがにこの作業も7年目、色彩選別機も4年目になるとだいぶ慣れてきて勝手がわかってきました。
色彩選別機は何度もかけるのは本当に時間と手間がかかります。やればやるほど綺麗になってはいきます。とはいえ、色彩選別機も何度もかけすぎるとお米が欠けたり傷ついてしまったりもするのである程度の妥協は必要になってきます。お米の状態がよければ1回通しもありますがやはり2回が妥当かなと。ものによっては3回は必要かなと思います。2回通してもカメムシ米がどうしても入り込むのでそこは出荷前に目視でできるだけ取るようにしています。

そして出荷作業に

ここまでくるのに3月の終わりから10月の終わりまでかかっているので、なんだかんだで8ヶ月。
常にいそがしいというわけではないですが、この期間はお米のことを考えることが多いですね。
なんとなく半年くらいと思っていましたが、種作りから調整作業まで合わせると結構長いもんですね。
ご注文を頂いてから、基本的にお米の精米を当日行い(場合によっては前日精米)袋詰めをして発送します。
農林22号
ざざざっとお米作りを振り返りました。
もちろん細かな作業など書ききれていないこともたくさんあります。
改めて、結構がんばってるな〜〜〜という感じです^^
こうやって続けて来れているのも、いろんな方々に支えられているからこそです。
これからも持続していけるように頑張りたいと思います。

今年も大変いろいろとお世話になりました!来年もどうぞよろしくお願いいたします!!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^
田植え直後の苗

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