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オーストラリアにオーガニック農業、ガーデニングを学びに行ってきました
オーストラリアに2016年1月の終わりから3月まで行ってきました。
20代の頃に約6年間住んでいた第2の故郷オーストラリア。懐かしい友達を訪ねるのも目的でした。
そして今回は農業を日本であらためて始めるにあたり、直感的にオーストラリア!と思い行ってきました。
WWOOFという機関を利用して農家さん宅に住まわせてもらいました。
WWOOFでお世話になる農家さん宅では1日4〜6時間働くことと引き換えに滞在させてもらい、食事も提供していただけます。WIN-WINのシステムですね。
NSWのLeetonで 無農薬のお米(コシヒカリ、ジャスミン、ロンググレイン、ドゥンガラ)を27年間作っておられるピーターさん
彼の作るお米の人気は高く、オーストラリア国内はもとより日本からも農家の方が見学にたびたび来られるほど有名です!
草の処理はいったいどうしているのだ?と楽しみに田んぼを訪ねてびっくりしましたが想像以上に草っだらけでした。
この土地の農家さんは過去には10年間もの干ばつも経験しはったそうです。そんな米を育てるには一見向いていないような土地ですが、彼の米つくりは情熱に満ちていました。
彼のとろけるような優しい笑顔と人柄にも惚れまくりました。ああ、この人だからお米も安心して元気に育っているんだなぁと思いましたね。
40年間ベジタリアン、ヴィーガンの食生活をしておられるザランさん
ヴィーガンの食事は初体験でしたが、砂糖も油も使わず調理すらしない食べ方は新鮮でした〜。
周りに家はなく、2人っきりでスピリチュアルな話やさまざまな話をする時間はとてもとても濃密で楽しく、4日間の滞在が3週間にも1ヶ月にも思える密度でした。ドラゴンボールの精神と時の部屋があるとしたらこんな感じか〜と思いました。
彼は今、リトリートハウスのような生活につかれた人が、リラックスした時間をすごして、元気になる手伝いをする施設作りをしています。 彼のオーガニックガーデンは本当に広大で美しく、いくらでも時間を忘れていられそうでした。現在パーマカルチャーの本を執筆されているとのことでした。
100エーカー(東京ドーム約8.6個分)というとんでもない規模でコットンを作っておられるピーターさん、オーガニックガーデンをしておられるロレッタさん夫妻
4輪のバイクを借りてそこいら中を走り回ったのは最高の思い出です。 議論好きの家族で、いつも何かについて意見交換がありました。
5年ぶりのオーストラリア、多少自信のあった英会話力が大勢の議論の中では通用せん!ということに気づき、語学勉強の新たなモチベーションになりました。
3つの農家さんを訪ねてみて感じたこと
今回お会いした方全員に共通しているのは、自分のやっていることに対する「熱意」「情熱」でした。
その情熱に対してどこまでも「素直」でいる姿はとてもとてもカッコよく、感動しました。
ロレッタさんが言ってくれはった「情熱がないとどんな仕事もただのきつい作業になっちゃうわ」というどこかで聞き古したような言葉でしたが心にしっかりと残りました。
懐かしい友人にも会え、農業に情熱をもっておられる農家さんに会え、とてもとっても充実した生涯の思い出にのこる時間をすごせました!!
ちなみに写真に撮れなかったのですが、一番感動した景色は、流れ星が毎日落ちまくる星空でした!
今にも降ってきそうな圧倒的な自然の景色でした。
星空をみるためだけにまた訪ねたいと思っています^^
もしオーストラリアでオーガニックファームやパーマカルチャー体験に興味がある方は気軽にお問い合わせから質問してくださいね〜。
読んでいただきありがとうございました^^
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