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日曜日の午後、時間があったのでふと思い立って淡路島に行って来ました。
小さかった頃は明石まで車で行き、そこから車ごとフェリーに乗って渡らないと行けなかったのでちょっとした小旅行でした。
それが20年前にできた明石海峡大橋のおかげで、三木市から淡路島までは高速で30分ほどで行けます。
いつ行ってものどかな空気は安心します。
お気に入りの場所「あわじ花さじき」に行ってみるとものすごい人でした。運良く一番近い駐車場に停められたのでそこから園内を歩きました。
とくにこれを見ようと思って来たわけではなかったんですが、菜の花満開のよい時に当たりました!
菜の花満開の「あわじ花さじき」
植物はいいですね〜。
30分くらい歩き、十分に堪能したので下道で西側をそのまま洲本市まで走りました。
途中、海を見ようと停まりましたが水が思った以上に澄んでいて嬉しくなります。
向かった先は、祖父が50年以上も前に先生をしていた洲本市立都志小学校。
一昨年祖父母で来たのが最後でした。
祖父が歩き回ることができた4年前の夏、この高田屋嘉兵衛の像の前で写真をとったこともありました。
生前、先生をしていたときに自作したという高田屋嘉兵衛の歌を歌ってくれていました。
”若いうちだあよ
鍛えておこぉ〜
今におまえの
時代が来るぞ〜
泣きたかったら
高田屋翁ぉの〜
白い石像の前で泣あけ〜”
メロディーはたぶん何所かからとってきたようなものでしたが、気に入って職員室で他の職員さんと歌っていたと聞かせてくれていました。
校庭の端の方には10年ほど前に植えた記念樹があります。祖父の名前が書いてありここにも祖父の生きた跡がある、なぜか安心しました。
また目頭が熱くなってくるのをそのままに、誰もいない校庭を横切って帰りました。
東側を帰ると伊弉諾神宮の前にでたので立ち寄りました。
ここも何度か来たことがあり、特別な場所です。
昼に急に思い立って飛び出して来たわりに、とても充実した半日でした。
自分でいうのもなんですが、三木市周辺は素敵な場所がたくさんあるということに年齢があるていどいってから気付き始めています。
「な〜〜んにもないでこの辺は〜」が決まり文句の口癖になっていた時には見えなかったんですね〜。
今日も読んでいただきありがとうございました。