【農林22号】米ぬかによる除草効果はいかほどに?

田植えから16日。植えた時は心配になるくらいに短く細い苗でしたが、少しずつ着実に大きくなってきてくれています。

米ぬかを抑草の目的でまいてから13日。田んぼにはしっかりとなじみんでくれて稲への影響もないようです。

水の水位を確認するために毎日見にいっていますが、日に日に田んぼの表情が変わって行くのがわかります。

14日米ぬかをまいた直後です。

2日後の16日。

17日

18日

19日です。

これは23日です。きれいになじんでいます。

そしてこれが今日26日撮影です。

草が生えて来ている!

この約2週間、水位は常に土が見えない程度を維持しています

田んぼに入って目に見える草をとりたい欲をおさえながらいました。

というのも、水量調整と米ぬかでどこまで除草効果があるのか知りたかったからです。

あ、田んぼには入りませんでしたが畦の草はぬきました。

畦から田んぼの中に向かってはえていく強力な草がいます!

キシュウスズメノヒエ

キシュウスズメノヒエというイネ科の植物です。

畦からどんどん中に這うように入っていきます。

畦からでているのだから、元を断てばそれで先の方は枯れるだろうと思っていてもそれは甘い!!数十センチ感覚で根をおろしていくので、全部ぬかないとどんどん広がり続けます!  素晴らしい生命力!

人間に都合よく必要な植物がみんなこれくらい強かったらいうことないんですがねえ。

除草剤は使わない稲つくりをやって行く中で、本当にとりのぞかないといけないのは「ヒエ」と「コナギ」と本で読みました。

コナギに関してはこの辺りでは生えないので問題はヒエです。 どれくらいこの水管理と米ぬかに除草効果があったのか今の時点でははっきりしませんが、他の草も目立って来ているので来週あたり手押し除草機で歩き回ることを考えています。

6月、7月中はとにかく田んぼの中を歩き回って稲の根に空気をおくりこむのがいいようです。

イネつくりは環境作り。 いかに稲たちが心地よく過ごせる場所を作れるか。

空気と水を流しておくことは基本です。

今年のように小さい田んぼをつきっきりで観れるのでこういうことができますが、これが何十倍の規模でやれるかというと、、、。

真剣に考えて行きたいところです。

今日も読んでいただきありがとうございました^^

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