冬期湛水をしてフカフカにしてきた土ですが、草の量が増えてきたので予定変更。

春の空

冬期湛水を長らくやってきた田んぼですが、思いの外、草が生えてきました。

もともと予定していたトラクターで代掻きや、一切の耕起をしない「不耕起栽培」から予定を変更することにしました。

去年の収穫前後に冬期湛水をして、土のトロトロ層により草の種が土中に埋まり除草効果がある。

それを主な理由として半年間水をためたままにしていました。

だったんですが、思いの外、草が、、、

冬期湛水田んぼ

とくに草が多い池川です。

1ヶ月前くらいから少しずつでてきていましたが、今日新たな種類の草が。

去年もたしか7月頃に大量に発生した草です。こまめに草抜きはしていたんですが。

冬期湛水田んぼ

この草をみたときに、やばい!と。

これは地面にはびこるタイプのものでこれがこれ以上になると手動での除草には限界があると判断。頼みの綱である「米ぬか除草」も地面に根をおろしている草にはまったく効果がない。

最近モヤっと少ししていたのが何かわかりました。

もともと自分が目指す農業は農薬、除草剤を使わず、機械などのテクノロジーは大いに使うという農業。
人、環境にとって安心安全な農法を何ヘクタールとできるようにする農業。

なので、機械を使うことは前提ではじめたわけなんですが、冬期湛水をしてから、もともと水はけがわるくトラクターや、田植え機まで沈んできた田んぼがさらにトロトロになったことで、今年は手植えになるだろうなと。

田植えが近づくにつれ、うつうつとしている自分がいたのには気づいていたんですよね〜。

手植えもできないことはないけれど、自分がやろうとしていることと違うよねということに気づき。

来年も再来年も持続できる農業がやりたいのだ。

ということで、初心を思い出してすっきりしてます。

さっそく水を抜き始めて、来月の田植えまでに田んぼをなんとか乾かす方向で動きます。
万が一むりなら、手植えも視野にいれつつ。

という方向転換がありました。

いろいろ試しながらなのでしょうがないですが、柔軟性をもってやりたいと思います。

不耕起栽培はしないと決めたとはいえ、冬の間水をためていたおかげで土はいままでに見たことないくらいふかふかとし、虫や微生物がいます。

きっと土の中の環境も豊かになり、ここに酸素をしっかりと土に混ぜ込むわけで。

これは土にわるいわけがない!  楽しくなってきました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました^^

冬期湛水田んぼ

不思議なんですが、真ん中のあたりはほぼ草が生えてないんです。草のタネが落ちてないということはないんですが、、、わかる方がいらっしゃいましたら教えてください!

冬期湛水田んぼ

この記事が気に入ったらシェアいただけると嬉しいです^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です